明日までに新たな企画を5つ出さなければならないのに、まだ2つしか出ていない。あれこれ考えたけど中々次のアイデアが思い浮かばない。片っ端から身近にある雑誌をめくってみたり、ネットを彷徨ってみたが時間ばかりが過ぎていく。気が付けばオフィスには自分一人・・・。
といった経験をお持ちの方、またはこれからそんな時が来たらどうしようと心配な方。
もう大丈夫!
切羽詰まった時にアイデアを絞り出せる、とーーーーーっても使えるツールがあるんです!
私も幾度となく助けられ、愛用している逸品。
その名も、『オズボーンのチェックリスト』です!
オズボーンとは考案者の名前です。かの有名な『ブレーンストーミング』の考案者でもあります。
さて早速説明します。
オズボーンのチェックリスト
アイデア出すための要素の組合せや、基本パターン入った9つの項目からなる技法です。
- 転用したら?
今のままで新しい使い道はないか。 - 応用したら?
似たものはないか。真似はできないか。 - 変更したら?
意味、色、動き、匂い、形をかえるとどうなるか。 - 拡大したら?
大きくする、長くする、頻度を増やす、時間を延ばすとどうなるか。 - 縮小したら?
小さくする、短くする、軽くする、圧縮する、短時間にしたらどうなるか。 - 代用したら?
代わりになる人や物はないか。材料、場所などを代えたらどうなるか。 - 置換したら?
入れ替えたら、順番を変えたらどうなるか。 - 逆転したら?
逆さまにしたらどうなるか。上下左右、役割を反対にしたらどうなるか。 - 結合したら?
合体、混ぜる、合わせたらどうなるか。
これらの項目に既にあるアイデアや要素を当てはめて、リラックスした状態で考えてみてください。無理に順番通り当てはめていく必要はありません。ジャンルや要素によって相性が良い悪い項目がありますので。
一つ二つとアイデアが出始めたらしめたものです。上手くいけばさっきまでアイデアは出尽きたと思っていたのが嘘のように思えるはずです。
慣れてくると、オズボーンのチェックリストで考えるのがクセになり、いつの間にかアイデアマンと周囲からも一目置かれるようになるでしょう。