EC

ECサイト運営で重要な買う側と売る側の価値観の差

買う側の価値観

ECサイトを始めるときでも、オープンして運営をしている中でも、運営者の「売る側の価値観」でいつの間にか考えてしまっている場合があります。

どんな商売をする上でも必ずと言っていいほど、意識しなければならないのが「買う側の価値観」という視点です。このことを意識しているかいないかで、サービスの内容やショップの雰囲気、販売方法、接客態度などあらゆる部分が変わってきます。そしてこの変わる部分ができているかいないかで、売り上げに大きな差が生じます。

もちろん買う側の価値観を全て受け入れて、無理な運営を続けて自分の首を絞める結果になるのは避けなればなりませんので、あくまでも「買う側の価値観」と「買う側の価値観」の差を意識して自分のECサイトではどうしていくかを決めていく必要があります。では、実際にどのような点で「買う側」と「売る側」の「価値観」に差が表れてくのかをみてみましょう。

買う側売る側
今すぐは買わない今すぐ売りたい
買う店を選びたい自店で買ってもらいたい
よく選んで商品を決めたい今この商品を買ってほしい
最安値で買いたいできるだけ高く売りたい
後払いがいい先払いがいい
気軽に返品したい返品されたくない

上の表のように、売る側の価値観だけで突き進んだお店では、もし自分が買う側ならば利用したくありませんよね。しかしどうにか売りたいと、売り上げをアップさせたいと意気込んでいるといつの間にか売る側の価値観がECサイト上やサービスに浮き出てきてしまい、結果的に折角の見込み客を遠ざける結果になってしまいます。

これらの「価値観の差」についてどう対応していくかが改善点として運営していく中で出てくるはずです。訪問者からの問い合わせであったり、購入者からのクレームであったり、競合他社とのサービスの差であったりと、その事に気が付くタイミングは様々ではあります。両者の価値観の差を上手く縮めて、「今すぐ買いたい!」と思わせることができれば大成功です。

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