仕事が忙しく疲れ、家に帰って玄関を開けたら、履物を脱ぎっぱなしでそのまま中へ。履物は揃えられることなく、右と左のそれぞれの靴は歩幅と同じくらい離れた位置で脱ぎ散らかれている。こんな光景思い当たる方も多いのでは?むしろ靴が散乱した玄関のその状態に違和感を覚えないくらいに、心に余裕のないこともあると思います。
忙しい時こそ己を足元をみよ
『看脚下』は、「かんきゃっか」と読みます。
どんなに忙しい時でも、履物を脱いだら揃えるくらいの心のゆとりが欲しいものです。心にゆとりができれば、今の自分の姿が見えてきます。
忙しなく慌ただしい中に身を置くと、心に迷いが生じてきます。そんな時には、履物を揃えることで、己の足元に目を向け一息ついていきましょう。